初キャンプの夜、ぐっすり眠るために。
寝袋の温度表示、コットとマットの役割、寝る前の服装。眠れなかったを防ぐ準備。

眠れない原因は、たいてい「冷え」と「硬さ」
キャンプの夜に眠れない理由で多いのは、思ったより寒いことと、地面が硬くでこぼこしていることです。昼間が暖かくても、山や高原のキャンプ場では夜に大きく冷え込みます。
寝る道具は、この二つを防ぐためにあります。寝袋で体を包み、コットやマットで地面から離れる。この組み合わせが整うと、翌朝の体の楽さがまったく違います。
寝袋は「快適温度」を見て選ぶ
寝袋には「快適温度」や「使用可能温度」などの表示があります。見るべきは快適温度で、これが現地の最低気温より低いものを選びます。使用可能温度は「なんとか寝られる」目安なので、それを基準にすると寒い思いをしがちです。
最低気温は、キャンプ場の住所や近くの観測地点で調べます。標高が100m上がるごとに気温はおよそ0.6℃下がるので、標高の高いキャンプ場では街の予報より低くなると考えておきましょう。
コットとマットで、地面から離れる
コットは脚の付いた簡易ベッドです。地面から離れるので、でこぼこや湿気、下からの冷えを感じにくくなります。寝袋とセットで用意すると、家の布団に近い寝心地に近づきます。
春や秋の夜、寒い日は、コットの上にマットを一枚敷くと背中からの冷えが和らぎます。コットを置く前に、脚まで含めてテントの中に収まるかを確かめておきましょう。
寝るときの服装と、夜のトイレ
寝る前には、汗や湿気を含んだ服から乾いた服に着替えます。厚着をしすぎるより、寝袋の中で調整できる薄手の重ね着が向いています。首元や足先が冷える人は、ネックウォーマーや厚手の靴下があると安心です。
子どもは夜中にトイレに起きることがあります。枕元に手元を照らすライトを置き、トイレまでの道を明るいうちに一緒に歩いておくと、夜も慌てずにすみます。